▶マングローブ林で持続可能な観光開発!?(2021年度~2023年度)    

【地球環境日本基金】

 

 ロンボクの観光地は、どこもごみがいっぱい。マングローブ林を守りながら、観光客にマングローブ林の大切さを伝えたり、環境に負荷を与えない観光のあり方を探ったりするためのワークショップ、トレーニングなどを実施しています。

★2021年度の活動内容はこちら

沖縄のマングローブプログラムの優良事例をインドネシア人に紹介するために、ビデオを作成しました。

「マングローブ・トレッキング」「マングローブ・カヌー」(インドネシア語字幕)

▶マングローブ林環境教育プログラムを開発!?(2021年度)         

【TOYO TIRE 環境保護基金】

 

 マングローブ林の生態系を理解するためのプログラムを開発しました。

 マングローブ林にいる生きものたちの存在に気づき、生きものたちの死骸や排泄物がデトリタスになって、マングローブの木に吸収されたり他の生きものの栄養になったりしていることを絵本で学び、デトリタスやマングローブの木、生きものたちとの関係をカードを使って学習します。

 ロンボクで見られるマングローブのリストも作りました。

 

▶ロンボクの若者たちを育成!?(2019年度)           

【りそな環境助成】

 2019年度は、ロンボク島の若者たちを環境教育活動の担い手として育成しました。

主に、以下の活動を行いました。

・バリ島へのスタディツアー

・クリーンアップ活動への参加

・エコワークショップの開催

・コンポストづくり講習会の実施

・エコガーデンづくり

                       

より詳しくは、ゆいツールブログ(2019年の振り返り)をご覧ください。


ロンボク島で村ツーリズム開発!?(活動の成果)

 ゆいツールでは、2016年度より3年間にわたりインドネシア・ロンボク島で「村ツーリズムの開発」を行ってきました。これは、村ツーリズムによって、村の自然や文化が守られることを目指したものです。そして、単にツアーを実施するのではなく、受け入れる村の若者を育成し、若者たちによるツアーの準備、村でのコーディネート、さらにそれらの成果を他の村の若者向けにプレゼンテーションして、経験のシェアリングも行いました。また、村のごみ問題について考える機会を何度も設けました。

 若者たちと一緒にバリ島やロンボク島の観光地や村などを訪れ、村ツーリズムのヒントを学んだり、環境行政担当者を村に呼んでごみの管理について学んだりしました。

 村ツーリズムとは何か、村の人たちに知ってもらうためにパンフレットを製作したり、フォーラムを開催したりもしました。また、ゆいツールが村ツーリズムを行ってきた村を紹介するパンフレットを観光客向けに英語で製作しました。

 ツアーに参加した日本の若者は、インドネシアのごみ問題を学んだほか、村での暮らしを体験したり、村の若者たちと交流して異なる宗教・異なる文化を肌で感じカルチャーショックを受けたりしました。そして、それぞれが感じたことをレポートにまとめたり、イベントで発表したりしました。

 ゆいツールの活動は、根本には持続可能な社会形成につながるESD(持続可能な開発のための教育)の考え方があります。そのため実施する諸活動すべてに持続可能な開発を考える場が創出され、若者や関わる人の学びの場となっています。

(下記のフォトギャラリーは、写真をクリックしてご覧ください)

※本事業は、地球環境日本基金より助成を受けて実施しました。

ダウンロード
村ツーリズム開発プログラムの成果
上記の内容を、A4チラシ2枚にまとめたものです。(2019年4月21日差し替え)
村ツーリズム活動成果(ゆいツール).pdf
PDFファイル 2.5 MB

ロンボクでの活動(2013年度~2018年度)

観光地で有名なバリ島の隣のロンボク島。

近年中間層が増えて、消費もはげしくなってきました。それなのに、ごみの捨て方は昔と同じ。分別して捨てる習慣もなく、行政のごみ対策も十分ではありません。このままでは島がゴミだらけになってしまう。

そう考える地元の人たちと一緒に、環境教育や「ごみ銀行」(ごみをお金に換えるシステム。ごみから商品を開発して販売する取り組み)を推進しています。

★2013年度の活動内容はこちら

★2014年度の活動内容はこちら

★2015年度の活動内容はこちら

                       2016年度からは、「村ツーリズム」を通して、村での

                       ごみ問題の解決を模索しました。

                       ★2016年度の活動内容はこちらこちら

                       ★2017年度の活動内容はこちらこちら

                       ★2018年度の活動内容はこちら

【地球環境日本基金】(一部【国際交流基金】)


スマトラでの活動(2012年度~2015年度)

インドネシアで最も森林破壊が進んでいるスマトラ島リアウ州。紙パルプ会社が所有するプランテーションや、パーム油をとるためのプランテーションがどこまでも続きます。わずかに熱帯林が残っている国立公園でさえ、住民活動のせいで生物多様性が失われつつあります。

どうやったら森が守れるのか。森に暮らす住民たちと国立公園のスタッフ、地元のNGOと共に4年間活動

                       しました。

                       ★2012年度の活動内容は2012年度事業報告書へ

                       ★2013年度の活動内容は2013年度事業報告書へ

                       ★2014年度の活動内容はこちら

                       ★2015年度の活動内容はこちら(79ページ)

【地球環境基金】


☆どちらの活動も、詳しい内容は、ゆいツールブログでご覧ください!